歯のこと

【虫歯の原因6つ】虫歯リスクを知って虫歯予防をしていこう!【対策】

こんにちは、シキ(shiki_no_blog)です。以前は歯科医院に勤務していました。

「毎日歯磨きしているのに、虫歯になる…」

「虫歯を治してもすぐ虫歯になる…」

「虫歯に良くなるけど原因がわからない」

そんな疑問や悩みはありませんか?

 

実は、虫歯は4つの大きな要因が組み合わさって出来ています。

わかりやすく記事にしてみましたので、自分はどれに当てはまるか是非チェックしてみてください!!

虫歯の大きな要因はこの4つ!

虫歯の主な原因はこの4つ。この4つの条件が重なった時に虫歯が発生します。

なので、歯磨きだけで虫歯を予防することはできません。

毎日の歯磨きは継続しつつ、リスクの要因を知って減らしていく必要があります。

この4つに関係している、虫歯のリスクとなる原因をお話していきますね。



いくつ当てはまる?虫歯リスクを高める項目6つ!

①磨き残しがある

実は、大半の人が磨き残しが原因です。

「きちんと毎日歯磨きしています!」という方が大半ですよね。

 

毎日の歯磨きでは約60%しか汚れは落ちていないのをご存知ですか?

歯間ブラシやフロスを使うと、86%まで汚れを落とすことが出来ます。

※出典:山本他日本歯周病誌1975

 

また、磨き方には人それぞれ癖があります。正しい磨き方が出来ているかは予防歯科をしている歯医者さんで知ることが出来ます。

私は歯医者さんで、歯科衛生士さんに右側の奥歯と右下の四番目の歯がよく磨き残しがあると指摘されて以来、その部分を注意して磨くようになりました!

歯科衛生士さんに言われなければ、自分の磨き方の癖って意外とわからないものです。

自分の歯磨きの癖で”とある歯”が磨けていない

毎日歯磨きをしていてもその歯は結局磨けていない

何日も磨けていないことになり汚れが溜まり虫歯になっていく(時間経過)

というような流れで虫歯になっていきます。

「毎日歯磨きしているのに虫歯になったのはなんで?」という疑問も、もしかすると磨き残しかもしれません。

裏側や奥歯の奥、利き手によって磨くのが難しい場所もあり、歯並びなども磨き残しに密接な関係があります。

予防歯科に通い正しい磨き方をマスターして、フロス等を併用し、日々気を付けて磨くだけでも虫歯リスクは大きく減らすことができますよ。

②だらだら食べや間食のクセがある

  • 口さみしいとずっとアメをなめている…
  • ご飯とご飯の間に頻繁になにかおやつを食べている…

 そんな習慣はありませんか?

実は、虫歯においては、糖分は糖の摂取量<<<糖分を摂取している時間が多いほど虫歯になりやすいのです。

間食が多い人は、歯の表面が糖にさらされる時間が長く、お口の中が酸性に傾きやすいために虫歯のリスクが高まる傾向があります。

おやつだけではなく、もちろん普段の食事にも糖は使用されています。みりんやケチャップ、カレールーなど意外と糖分が多く入っているのです。

ということは、おやつだけではなく食事の時間もお口の中が糖にさらされていることになります。

食事の時間以外にアメや甘いものをずっと食べている人は、一日中口の中が糖にさらされていることになるわけですから、結果的に虫歯のリスクが高まるというわけですね。

③糖分の多い飲み物をよく飲む

先ほどもお話したように、虫歯において糖は摂取量より摂取時間がカギです。

食事以外の普段の飲み物が、糖分が多いものだと結果的に長い時間お口の中が糖にさらされているわけですから虫歯のリスクが高まります。これは小さい子どもも当てはまります。

  • 砂糖入りのコーヒーや紅茶
  • 清涼飲料水
  • スポーツドリンク
  • 果物ジュース
  • その他砂糖が入った飲料(栄養ドリンク等)

などが当てはまります。

ちなみにコーラ一本には角砂糖が15個分入っています。すごい量ですね。

よく、『炭酸を飲むと歯が溶ける』という噂がありますが、これは炭酸自体が悪いのではなく常用していると糖にさらされている時間が長くなり結果的に虫歯になる(溶ける)人が多いという話なので100%本当の話ではありません。

1本程度飲んで歯が溶けるのであれば誰も飲みませんよね!

毎日ご飯時や食事の間に常に飲んでいる人はその飲料をお茶や水に変えるだけでもグンと虫歯リスクが下がるのでオススメです。

④歯の質

歯の強さは遺伝や胎児のときの栄養状態が影響していると言われています。

歯の質によって、虫歯になりやすいタイプの人もいるのです。

そのため、歯の質には個人差があります。

虫歯の条件は沢山ありますので歯の質が弱くても、口腔内の条件が良ければ虫歯にならずに過ごすことが出来ます。

逆を言うとせっかく強い歯の質を持っていても、歯磨きが不十分だったり糖を摂りすぎていたりと条件が悪ければあっという間に虫歯になるという事ですね。

生まれつきの質もありますが、特に生えたての乳歯や永久歯は柔らかく虫歯になるリスクが高いということは皆同じです。

この時期にアメやジュースなどにずっとさらされていると、穴があく・黒くなるなどあっという間に虫歯になるので注意が必要です。

生えたての乳歯や永久歯の対策としては、以下のようなものがあります。

  • フッ素入りの歯磨き粉を使う(フッ素は歯質を強くします)
  • 歯医者で予防処置を行う(フッ素塗布・シーラント)
  • できるだけアメやジュース、寝る前の飲食をやめる
  • 洗口液(うがい液)を使う

シーラントとは、奥歯の溝にフッ素が入った樹脂を塗ることで虫歯を予防するものです。歯科医院で行うことが出来、保険適用なので乳児医療証などが適用されます。

 

洗口液は、うがい液の事です。寝る前にくちゅくちゅうがいをすることで寝ている時のお口の環境がよくなります。歯磨き粉と併用して習慣化するとリスクを減らすことができますよ!

⑤妊娠中の方

妊娠中は、ホルモンバランスの変化やつわりなどによって歯磨きが出来なかったり、唾液などの質の変化により虫歯になりやすくなります。

妊娠中の事について詳しく書いた記事がありますので、気になる方は是非合わせてお読みください。

妊娠したら、歯が悪くなりやすい?妊娠中のお口の中の変化について。こんにちは。シキ(@shiki_no_blog)です。妊娠中はつわりが起きたり体重が増えたりと様々な体の変化が起こります。 同じよ...

 

⑥家族、親子間からの感染

ご存知かも知りませんが、虫歯菌は感染します。

特に「感染の窓」と言われる1歳7か月~2歳7か月の間が虫歯菌の感染しやすい時期です。

  • ペットボトルやストローの使いまわし
  • 皿やコップの共用
  • 親が口を付けた箸やスプーンで子供に食べさせる
  • 親子間のキス

などが虫歯菌感染の主な原因です。

一回もしてはいけない!!!ということではありません。

最初に述べた通り、歯質+細菌+糖+時間が虫歯の原因です。

細菌は一つの原因に過ぎませんのでものすごく神経質になる必要はありませんが、歯磨きや糖の摂取時間等も一緒に気を付けて過ごすことで虫歯リスクを減らすことが出来ます。

⑥口呼吸 or 口の中が乾いている

実は口呼吸も虫歯の原因です。

口呼吸になると、口の中が乾燥しますよね。そのため、唾液がうまく作用せずに菌が繁殖しやすい状態になるのです。

唾液には口の中を湿らせる効果と同時に歯の表面を守り、細菌を浄化する役割があります。それぐらい唾液の働きは重要!!

口呼吸をすると、風邪になりやすかったりのどを痛めやすい、歯並び悪化や口臭の原因にもなり良いことはありません。

口呼吸の癖がある人は鼻呼吸・口を閉じることを意識してみましょう。



今から意識したらすぐできる!虫歯予防のための3つのこと。

歯の質や妊娠などはすぐ今の環境を変える!ということができません。

では改善するためにはまずは、どうしたらよいでしょうか?

そんなあなたに今日からできる、意識したらできそうなことを3つ選んでみました。

一つでも意識を始めたら、虫歯リスクを減らす第一歩!

ぜひ一つずつ、チャレンジしてみてください!!!

①正しい歯磨きを知り、フロス等を活用する

なにより一番の予防法は、正しい歯磨きで口の中を清潔に保つことです。

歯の質が強くても、甘いものをあまり飲まなくても、食べ物の汚れが落ちなければ時間経過とともに虫歯になっていきます。

普段から歯間ブラシやフロスなどの歯のお掃除グッズを上手く使用し、歯磨きの質を上げていきましょう。

歯科医院などで正しい歯磨きを教えてもらって、自分の癖や気を付けることを教えてもらうとより効果的です。

間食を少なくし、寝る直前には飲食しない

間食をすると、お口の中が酸性に傾きやすかったり、食べかすが口の中に残り、虫歯菌にいつも栄養を与えることになります。

間食はできるだけ控えるようにするか、間食後には歯を磨くようにしましょう。

また、寝ている間が一番唾液が少なくなり菌が繁殖しやすい時間帯です

寝る前の飲食は菌が繁殖しやすい環境になりやすいので注意が必要です。

定期的に歯科で検診を受ける

定期的に歯科検診を受けることで、早期発見・早期治療ができます。

予防歯科をしているところだと、歯磨き指導や磨き残しのチェックなどをしてくれる歯科医院があります。

痛い・しみる・うずく・穴が開くなどの症状が出てからだと、定期的にクリーニングに通う費用の何倍も費用がかかります。

そして何より治療に通わなければならないので、自分の時間を大きく削られるという事になります。勿体ないですよね。

また、親のお口の環境が悪いと子どもの虫歯リスクもあがります。

お子さんをお持ちの方で「子どもには私みたいになってほしくない…」という事であれば、お母さん・お父さんも一緒に通うことをおすすめします!

進行した虫歯は自然に治ることがありません。放置していると悪化していき、最終的には歯を失うことになってしまいます。

おうちでの歯磨きなどの予防と合わせて、年に1~2回は歯科医で定期検診を受けましょう!



まとめ

  • 虫歯の原因は、糖・細菌・歯の質+時間の経過の4つがカギ
  • 間食や糖分入りの飲み物の常用は、口の中の環境を悪くする
  • 妊娠中は虫歯になりやすい
  • 虫歯菌は親から子へ感染する
  • 口呼吸でも虫歯になる
  • 正しい歯磨きを知り、フロスなどを合わせて使うと良い
  • 定期的な歯科検診が大切

以上、虫歯のリスクについてお話しました。

「毎日歯を磨いているのに、どうして虫歯になるのか?」と疑問だったと思いますが、実は歯磨き以外にもこんなにリスクの要因があるのです。

是非、自分や家族にどの虫歯リスクの要因が当てはまるか考えてみてください。

ひとつひとつ対応していくことでリスクを減らしていけるので、今日から実行して虫歯にならないように気を付けていきましょう!!