歯のこと

親知らずって抜歯した方がいい?年齢は?放置するとどうなる?

こんにちは。シキ(shiki_no_blog)です。歯科に5年ほど勤めていました。

親知らずの抜歯と聞くとどのようなイメージがありますか?痛い?怖い?それとも大変そう?

私も最近歯医者に通い始め、レントゲンを撮り親知らずがあることが発覚。

「あら、この親知らずは隣の歯の虫歯リスクを高めているね。どうする?抜きますか?」というのです。

こう告げられると、いろんな疑問や感情が浮かんできます。

怖いし、痛そうだし、抜かなくてもいいかなあ。

抜くか抜かないか。迷いますよね。

結論から言うと、抜く必要がある親知らずは抜いておいた方が良いです。

それは何故なのか?説明します。親知らずの抜歯を考えている人にオススメ記事です。

親知らずとは?

親知らずは、上のあごと下のあごの左右一番奥にある歯のことです。生まれつきない人もいます。

数え方としては、中心の前歯から数えて8番目です。右上・右下・左上・左下、最大で合計4本あります。

数えてみたら7本しかない!と思う方もいると思いますが、その場合は歯茎にまだ埋まっているか先天的にないかのどちらかです。

歯科医院で全体的な歯のレントゲンを撮ると自分には親知らずが生えているのか、どんな生え方をしているかがわかります。

親知らずは10代後半~20代で生えてくる人が多いようです。

①正常にまっすぐ生えているタイプ

まっすぐ生えてきている場合は、特に抜かなくていい場合もあります。

しかし、一番奥の親知らずは歯ブラシが届きにくく、磨きづらいです。

よって奥の隣り合わせになっている7番目との間の磨き残しが多くなる傾向があり、他の歯と比べて虫歯のリスクも高いです。きちんとケアができていれば問題ないでしょう。

②斜めに生えてきているタイプ

隣の7番目の歯を押している場合は痛みを伴ったり、炎症を起こして腫れる場合があります。歯を奥から押しているので歯並びに関係することもあります。

同じく、磨きにくいので虫歯のリスクも高まります。抜歯になる可能性が高いです。

③歯茎の中に埋まっているタイプ

完全に埋まっていて痛みや感染症状がない時は様子見の場合も。このように水平に埋まっている場合、隣の7番目の歯の根っこに悪さをすることもあり抜歯の可能性も高くなります。

こちらの3つはあくまでも生え方の例です。生え方は個人差がありますので、抜く必要があるかはレントゲンを撮り、先生との判断になります。

難しい生え方(抜くと神経を傷つけるリスクが高い等)や全身疾患上の問題で、個人の歯科医院では抜くのが難しいケースがあります。

その場合は大学病院等のより専門の機関で抜くように紹介される場合があります。



親知らず抜歯を薦める理由は?

先生の判断で抜かなくてよいと言われたものはもちろん抜かなくてOKです。

しかし、『この歯は抜いたほうがいいよ』と先生に言われたことありませんか?一応先生は説明をしますが、最終的に抜くかどか決めるのは患者さんです。患者さんの同意のもと抜きます。

「怖い」「痛そう」「旅行に行くから…」いろんな理由で先延ばしにすることもあるでしょう。迷っている方へ、抜歯を薦める理由をお伝えします。

①虫歯・歯周病のリスクが高まる

先ほども書きましたが、一番奥の歯は歯ブラシが届きにくいです。下の歯は何とか磨けるかもしれませんが、上の親知らずって見えないんですよね。

そこから汚れがたまって、隣の歯まで虫歯に・・・ということも。

ひどい場合は智歯歯周炎という炎症になってしまい、痛みや腫れを繰り返します。口が開けづらい、なんか耳まで痛い…という症状がある方もいます。

②加齢をともなうほど抜くのが難しくなる

一番抜く年齢でベストなのは25歳までだと言われています。

もう25歳過ぎてる!という人も安心してください。わたしもその中の一人です(笑)

できるだけ若い方がいいよ、というだけで25歳過ぎたら抜けないということではありません。でもなぜ若い時に抜く方がよいとされているのか?

ひとつは、年齢を重ねるにつれてあごの骨が硬くなる=抜くのが大変になります。若いうちは骨が柔らかく、治りも早いです。

加えて、40代・50代以降になると糖尿病や心臓、高血圧など全身疾患のリスクも増えます。飲んでいる薬や患者さんの状態によっては抜歯が出来ないこともあるのです。

③妊娠中・授乳中は強い痛み止めが出せない

妊娠中や授乳中になると、歯科で一般的に使うロキソニンやボルタレンなど強い痛み止めが処方できません。

妊娠の時期・体調によっては親知らずの抜歯できない場合があります。

しかし先生に抜歯できますと言われたとしても、妊娠中は麻酔やレントゲンを撮るとなると不安もありますよね。

そしてカロナールなどの弱い痛み止めしか出せないので、治療後や抜歯後に痛い思いをする可能性があります。

急に痛み出す親知らず…

不安な方は、妊娠前や授乳が終わった段階に抜歯しておくことをオススメします。



結論:後々抜くことになるなら抜いておくのがオススメ

「抜かなくてもいい」と判断されたものは経過観察でよいです。しかし、医師から「抜いたほうがいい」と判断されていて先延ばしにしていると、痛んだり腫れたりして結局緊急に抜く必要がでてきて40代や50代抜くはめに…となると大変な思いをすることになる可能性があります。

妊娠中に痛んだり腫れたりして、不安な思いで来院される方も見ます。

「若いうちに抜いておいたらよかった」と後悔しないためにも早めの処置をオススメします!

私は早速、親知らずの抜歯してきました。抜歯レポはこちら↓

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